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メンタル不調の治療

カウンセリング

メンタル治療の際の注意

うつ病は、景気の低迷等により経済状況が長く停滞している現代社会において、大きな社会問題としてクローズアップされています。人件費の削減を目指した人員削減による労働強化や高度情報化社会の到来に伴うテクノストレスなど、うつ病を引き起こすストレッサーはあちこちにあります。これらのストレッサーとの付き合い方が問題となりますが、うつ病の場合は一般的には真面目な人が罹患しやすいと言われています。真面目であるがゆえに、何事にも全力投球ばかりになりますので、休むことに対して抵抗感や罪悪感を感じるようになります。このあたりから負の連鎖に入り始め、休まないでいると失敗が増えてきます。その失敗に対して罪悪感を感じ、さらに自分に厳しくしますので余計に休めなくなります。それが高じると自分の評価が低くなり、自己肯定感がなくなるとうつ病に入ってしまいます。治療に際しては休職して休息をとったり、抗うつ剤の服薬があったりしますが、さらには認知療法が行われることがあるでしょう。これは、事象や自分を客観的に見つめることができるようにするためのものです。治療を受ける際に特に気を付けることは、自己否定感ではなく自己肯定感を持つことです。仕事をしてそれが評価されることで満足感を得るのは普通ですが、評価されないこともあります。その場合に、自分はダメだとか考えてしまうことが問題です。また、仕事をすると当然のことですが、心身ともに疲れます。疲れたら休まないと能力は回復しませんが、その休んでいる時間がうつ病患者にとっては苦痛となるでしょう。そこで、人間は常に仕事を続けることができるものではなく、また緊張状態が続くことに耐えられる程強くないことを理解することが大切です。自分に限らず人間は休むことが必要であることを理解する必要があります。うつ病で一番重要なことは休息をとることですが、この簡単なことが病気のせいでできないのです。風邪や他の病気であれば症状があるのでわかりやすいのですが、うつ病の場合は脳の病気であってそれは外面にも現れます。単に自分が悪いということを考えるのではなく、自分に対する休みなさいというサインであることを自覚する必要があります。この認識を持てるようになれば、回復への道が見えてくるでしょう。自分の責任感が強いと、ニュースで問題になっていることも自分のせいだと考えてしまいますので、メディアからは距離を置いた方が無難です。また、適度な運動を行うことも効果的です。

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